DAVINES PROFESSIONAL

イタリアの小都市「パルマ」で触れた、ダヴィネス社の想い。会社の歴史やコンセプトに深く共鳴。

 

東京都 渋谷区 boy tokyo
代表 茂木 正行様、茂木 大様、八重嶋 美彩様

日本を拠点に、タイ・バンコクにも展開する「boy」。1983年のオープン以来、コアなファンを増やし続けています。

 

お話を伺ったのは、boyの創業者であり、元ヴィダル・サスーンのアートディレクターとして国内外で活躍されている代表の茂木 正行さん(以下:茂木さん)、boyのコンセプターを務める息子の茂木 大さん(以下:茂木大さん)、boy Attic店長の八重嶋 美彩さん(以下:八重嶋さん)のお三方です。

 

茂木さんはboyのコンセプトについて、こう話します。

 

「カットされたお客様が、『自分も美容師をやってみたい』と思えるような時間を提供したい。boyが目指すのは、美容師というよりは、一人の人としてカッコイイ人間です。美容師自身が楽しく生きることが、boyを訪れた人の役に立つ。サロンの光や音、インテリア、オブジェ一つ一つに血が通っています。」

 

原宿の「boy Tokyo」は、ガラス張りの開放的な空間で、まるで海外のアトリエに足を踏み入れたかのよう。美容業界において名立たる存在のboyが、ダヴィネスを導入するに至った決め手は何だったのでしょうか?導入後の効果や、今後の活用方法も踏まえてお聞きしました。

 


1.導入の背景

心を動かされたのは、ダヴィデ・ボラッティ氏の「パルマ」への想い

 

「ダヴィネスについて調べれば調べるほど、この会社の方々と一緒に仕事がしたい、と感じました。茂木に関しては、プロダクトから入ったというよりも、カンパニーの歴史やコンセプトに共鳴した部分が大きいと感じています。」(茂木大さん)

 

現在、世界90カ国以上に販売網をもつダヴィネスは、北イタリアの小都市「パルマ」にあるアトリエから始まりました。茂木さんは、こう話します。

 

「ダヴィネスは、会長(ダヴィデ・ボラッティ氏)が結構頑張ってる。たぶん彼は、パルマのことを想ってる。デカくもないし、都会でもないんだけど、イタリアにとっては相当大切な場所みたいでさ。日本でいう京都のような、国の宝物みたいな感じ。ダヴィネスは、パルマの伝統や自然を保護する活動にもずいぶん取り組んでる。僕たちが訪れたとき、至るところにダヴィネスの足跡を見つけたよ。」(茂木さん)

 

ご自身がパルマを訪れた際に、ダヴィネスが行っているサステナブルへの取り組みに触れ、感銘を受けたという茂木さん。ダヴィネスの容器に描かれた「絵画」にも注目してくださったようです。

 

「一つ一つが、商品というよりも、作品という感じがするよね。たとえば、容器の内側に絵が描かれていたりさ。会長がイタリアのパルマを想って創った作品が、ここに来ているんじゃないかなっていう感じがする。そのへんが、ほかとは全然違うところ。」(茂木さん)


2.導入の決め手

大量生産ではない、小規模ならではの「正直さ」に惹かれた

茂木さんはダヴィネスについて、「モノが自然」だと話します。

 

「自然って、今はどこの会社でも謳ってるけど、嘘ばっかりでしょ、ほとんど。全部じゃなくて、何%かが自然だったら『自然』って言葉を使うってこと。大量生産されてる商品は、自然の部分が小さいっていうのを、お客様は知ってる。ダヴィネスは小規模ながらも、一生懸命さが伝わる。一個の商品の中に、自然が結構入ってる。実際に開けてみたら、香りとかさ、質感もなかなか良かった。」(茂木さん)

 

「ダヴィネスは、名前もあんまり聞いたことがないし、小さな会社だから信用してもらえる。お客様としても、僕たちが説明してはじめて知るわけだから。こういう商品って他にない。正直な商品だなっていうのも感じる。最初は導入するつもりがなかったけど、コンフォートジャパンさんからダヴィネスの良さを聞いているうちに、取ってみようかなって思ったわけ。」(茂木さん)

 

サステナブルへの取り組みが、実績で裏付けられている

「ダヴィネスは、会社がどんなことをしていて、それに対してどのくらいの実績を積んでいるかを、私たちがいつでも見られる状態になっています。サステナブルへの取り組みもそうです。boyはコンセプトを含め、さまざまな部分に意味をもたせているサロンなので、プロダクトに対しても、お客様から説明を求められることが多いのですが、ダヴィネスは会社自体のコンセプトを含めてストーリーがあるから、私たちも説明しやすいです。」(八重嶋さん)

 

地球環境への配慮だけではなく、社会をよりよく美しい場所にするため、さまざまな活動に取り組んでいるダヴィネス。boy Attic店長の八重嶋さんは、サステナブルへの取り組み実績や、ストーリー性が魅力だとお話してくださいました。

 


3.導入の効果

 

その日のコンディションによって香り方が変化する「オーセンティックオイル」が人気

店頭でダヴィネスを購入するお客様が多いというboy。とくに評判が高いのは、「オーセンティックオイル」の香りだそうです。

 

「最近はプラスチックの含有率まで気にされるお客様が多いんですが、ダヴィネスの容器は再生資材を使っているので、『これなら使いたい』と言っていただけることがすごく多いですね。オーセンティックシリーズは、香りもいいですよね。それぞれ特徴のある香り。お客様にも、この香りがいいって言われます。」(八重嶋さん)

 

「香り、すごくいいよね。香りに対するお客様のリアクションって、普通は1個なんだけど、オーセンティックオイルはお客さんからのリアクションが2、3種類あるんだよ。『これ何?』とか、『さっきの香りすごい好きだったんだけど』とかさ。お客様も結構買って帰る。」(茂木さん)

 

――――オーセンティックオイルは、そのときの体調やコンディションによって香り方が違ってくるので、お客様も楽しいと思います。アロマテラピーでも使われるエッセンシャルオイルが入っていて、疲れている日は柑橘系の香りがしたり、心が満たされている日はハーブの香りがしたり。

 

スタイリスト自身が楽しんで使っているから、お客様も反応してくれる

「スタイリストさん自身が、楽しんで使っている印象を受けます。」(茂木大さん)

「オーセンティックオイルはボディオイルとしてもお勧めしています。本当に魅力が詰まっている商品なので、それを伝えるだけで、お客様が反応してくれます。」(八重嶋さん)

 

「モアインサイド ニノ」は、茂木さんご自身も愛用

――――コロナ期間中に「モアインサイド ニノ」を使った動画も投稿してくださっていましたね。

 

「あれすごくいいんだよ。すごくボリュームが出るじゃん。しかも、パウダーだからベタつかない。綺麗に洗った髪の毛に、1週間とか10日ぐらい頭を洗ってないような質感が出るの。ニノをつけると、光っていないのに、髪が自在に動き出すわけよ。もし光らせたければオーセンティックオイルをプラス!髪って年齢とともにぺちゃんこになるんだけど、俺の年齢でもこんな風にボリュームが出てるのは、ニノのおかげ。」(茂木さん)


4.今後の展開

最後に、ダヴィネスの取り扱いサロンとしての今後の展開についても伺いました。

 

ダヴィネスと協賛して世界中でショーを開催したい

最後に、今後のダヴィネスの活用方法についてお伺いしました。

 

「ダヴィネスさんの協力で、『美容とはこういうもの』っていうショーをやってみたい。ダヴィネスさんがやるんだったら、うちも協力したい。世界中で。」(茂木さん)

 

美容業界では言わずと知れたカットテクニック「HAZUSHI」の生みの親でもある茂木さんは、これまで世界64カ国でデモンストレーションを行っています。茂木さんのお言葉が現実となるよう、弊社一同精進してまいります。boyの皆様、本日はお忙しいなかお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

 


boy tokyo
東京都渋谷区神宮前2丁目18-15 

https://boy-inc.com/

PICK UP記事一覧へ

インタビュー Awgrym. 小野 しのぶ 様 【三宮】
「ダヴィネス」の世界観とプライベートサロンでの導入しやすさが決め手。大人女性のお客様一人ひとりの悩みに寄り添える提案の幅と…

 

MORE

インタビュー ANell 川村 正人 様 【池袋】
割引するくらいならサービスの質を上げる、商品をプレゼントする。目先の利益にとらわれない経営で、徹底的にコンセプトにこだわった…

 

MORE